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自分の心身を整える方法を身に付ける

障害名  :強迫性障害、過眠症
年齢   :30代
通所期間 :7ヶ月
就職先業種:訪問看護
【通所開始から就労までの簡単な流れ】
◆週4日通所
◆4ヶ月目から就職活動を開始

通所するまでの困り事

障がい者雇用での就職の知識がなく、先が見えない不安な気持ちでした。就職について相談できる人も限られていましたし、何をしたらいいかわからない中で時間だけが過ぎている焦りもありました。焦りや不安から、無理に行動して空回りしたり体調を崩したりしていました。

通所して学んだ事

わからないことをすぐに質問できるので先の見えない就職活動への不安が軽減しました。また、自分自身の障害特性を分析しスタッフにアドバイスをもらう中で、就職までに何をしたらいいのかが明確になり、行動しやすくなりました。 週に4日ほど決められた時間に通所することで、生活のリズムが整いました。またカリキュラムを通して自分にあったコーピングを見つけることができ、気持ちや体調を整えやすくなりました。

今後も生かしていきたいと思ったこと

人に相談することはとても大切だと感じました。通所する以前は日中の眠気=意志の弱さだと思っていましたが、相談したら担当コーチが真摯に向き合ってくれて、いろんなアイデアをくれました。その時、恥ずかしいと思うことでも、相談するのが大事なんだと感じられました。
仕事が始まっても、恥ずかしいと感じたことでも積極的に相談していきたいです。

どのように就職活動に取り組んだのか

特に頑張ったのは、自分の障害特性を言語化して、伝えられるようにする訓練です。イメージしづらい障害名の説明をするのがとても難しく、どう伝えれば理解してもらえるかを考えるのが大変でした。しかし事前準備や担当コーチとの練習を繰り返し、本番でもうまくできたと思います。

就職後の心境

就職活動時から「長く安定して働く」ことを目標にしていました。働き始めても目標を忘れず、まずは安定して働くために自分を整えていきたいです。将来的に実家を出て自立することも考えていますので、金銭面の管理や家事についても少しずつ成長していければと思います。不安も大いにありますが、定着支援を受けながら一つずつ進んでいければと思います。

支援員のコメント

物腰が柔らかく落ち着いた雰囲気の方で、他者と良好な人間関係を築ける方です。グループで行う訓練では、リーダーシップを発揮する性格ではありませんが、周囲の様子をよく観察し他者とコミュニケーションを図りながら積極的に取り組んでいました。また、作業訓練も真面目に取り組み、自身の就労課題に対して真摯に向き合い改善を続けていける方です。
これまで立ち止まりそうになってもめげずに一つひとつの事に向き合ってきたからこそ、職場でもきっと活躍してくれると確信しています!

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